「ゴルフに興味があるけど、いきなりレッスンは少し緊張する…」
「ゴルフ練習場(打ちっぱなし)って、一人で行っても大丈夫なのかな?」
「どんな格好で行けばいいの?何を持っていけばいい?」
ゴルフ練習場デビューを前に、こんな不安を感じていませんか?
ご安心ください。ゴルフ練習場は、誰でも気軽にゴルフを楽しめる場所です。この記事では、そんなゴルフ練習場(打ちっぱなし)の使い方、料金システム、服装や持ち物、そして初心者がやるべき練習方法まで、必要な情報をすべて詰め込みました。
これを読めば、あなたもきっと安心して、そして自信を持って練習場デビューができるはずです。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)に行く前の準備
まずは、練習場に行く前に知っておきたい「服装」「持ち物」「料金」の3つのポイントを解説します。
服装は「動きやすい普段着」でOK!
ゴルフ練習場に、特別なゴルフウェアは必要ありません。体を動かしやすい普段着であれば何でも大丈夫です。
- トップス: Tシャツ、ポロシャツ、トレーナーなど
- ボトムス: チノパン、ジーンズ、ジャージなど
- シューズ: スニーカーや運動靴(革靴やヒールはNG)
コースのような厳しいドレスコードは一切ないので、リラックスできる服装で行きましょう。
持ち物は?【手ぶらでも大丈夫】
ほとんどの練習場ではゴルフクラブをレンタルできるので、基本的には手ぶらで行っても楽しめます。
ただし、以下のアイテムがあると、より快適に練習できます。
- ゴルフグローブ(左手用 ※右利きの場合): これだけは最初に購入するのがおすすめです。クラブが滑るのを防ぎ、手のマメを予防します。(1,000円〜2,000円程度)
- 絆創膏: 靴擦れやマメができた時に役立ちます。
- タオル: 汗を拭くのに便利です。
- 飲み物: 夏場は特に熱中症対策として必須です。
料金システムを予習しよう
練習場の料金システムは、主に2種類あります。
- ボール単価制(プリペイドカード式)
1球あたり〇〇円、という料金体系です。(例: 1球10円〜15円)
打った分だけ支払うので、少しだけ練習したい方におすすめです。
最初に入金するプリペイドカードやICカードを購入する施設が多いです。 - 時間制打ち放題
60分〇〇円、90分〇〇円、という料金体系です。(例: 90分2,000円〜3,000円)
時間内であれば何球打っても料金は同じ。たくさん練習したい方におすすめです。
どちらのシステムが良いかは練習量によりますが、初心者はまず50球〜100球を目標に「ボール単価制」で試してみるのが良いでしょう。
【5ステップ】ゴルフ練習場の使い方・流れを徹底解説
それでは、練習場に到着してから帰るまでの一連の流れを、5つのステップで見ていきましょう。
Step 1. 受付(フロント)
まず、入口にあるフロントで受付をします。「初めてです」と伝えれば、スタッフが親切にシステムを説明してくれます。
ここで、ICカードやプリペイドカードの作成、打席の階数(1階、2階など)の選択を行います。
【ワンポイント】打席は1階と2階、どっちがいい?
- 1階: 地面と同じ目線で打てるため、実際のコースに近い感覚。人気が高く、料金も少し高め。
- 2階: 全体を見渡せるため、ボールの落下地点が分かりやすい。料金が安く、比較的空いていることが多い。
初心者の方は、料金も安く、気楽に練習できる2階席がおすすめです。
Step 2. 打席の準備
指定された番号の打席に向かいます。もしクラブをレンタルする場合は、打席に着く前にレンタルコーナーで借ります。最初は7番アイアンを1本借りれば十分です。
打席に着いたら、荷物を置き、ストレッチなどをして体を軽くほぐしましょう。
Step 3. ボールの購入・貸出
打席にはボールを出すための機械(オートティーアップ機)が設置されています。受付で購入したICカードやプリペイドカードを機械に挿入すると、打つ分のボールが出てきます。
ボールが出てきたら、いよいよ練習開始です!
Step 4. 練習開始!
周りの人の邪魔にならないよう、自分の打席のスペース内で練習を始めます。
最初は空振りしたり、うまく当たらなかったりするのが当たり前。周りの上手な人と比べず、自分のペースで楽しみましょう。(具体的な練習方法は後述します)
Step 5. 終了・精算
練習が終わったら、打席周りを軽く片付けます。レンタルしたクラブは、所定の場所へ返却しましょう。
最後にフロントへ行き、ICカードに残高があれば精算して終了です。お疲れ様でした!
初心者がまずやるべき練習メニュー3選
「よし、打席に着いた!…で、何をすればいいの?」とならないために、初心者がまず取り組むべき3つの練習メニューをご紹介します。
1. まずはこれだけ!7番アイアンでボールに当てる練習
数あるクラブの中で、真ん中くらいの長さで最も基本的なクラブが「7番アイアン」です。まずはこのクラブで、ボールにしっかり当てる感覚を掴むことを目標にしましょう。
【練習のコツ】
- フルスイングはしない: まずは時計の8時から4時くらいまでの、小さな振り幅で打ちます。
- ボールをよく見る: 当たる瞬間まで、ボールから目を離さないように意識します。
- 力まない: 腕の力を抜き、リラックスして振りましょう。
2. 意外と重要!アプローチ練習
アプローチとは、グリーン周りからピンに寄せるための短いショットのことです。ゴルフのスコアの半分以上は、100ヤード以内の短い距離で作られると言われています。
7番アイアンに慣れてきたら、アプローチウェッジ(AW)やサンドウェッジ(SW)をレンタルして、20〜30ヤード先の看板を狙う練習をしてみましょう。
3. 最後に挑戦!ドライバーでかっ飛ばそう
練習の締めくくりには、一番長くて遠くに飛ぶクラブ「ドライバー」に挑戦してみましょう。
芯に当たった時の「カキーン!」という音と、ボールが空高く飛んでいく爽快感は、ゴルフの最大の魅力です。最初は当たらなくても気にせず、思いっきり振る楽しさを味わってみてください。
これだけは守ろう!練習場の基本マナー
周りの人も自分も気持ちよく練習するために、最低限のマナーを守りましょう。
- 打席以外での素振りは絶対にしない(非常に危険です)
- 大声での会話や、携帯電話での長電話は控える
- 許可なく他人の打席に立ち入らない
- 前の打席の人が打っている時は、後ろで静かに待つ
まとめ:打ちっぱなしでゴルフの爽快感を味わおう!
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)は、ゴルフの楽しさや奥深さを気軽に体験できる最高の場所です。
- 服装は動きやすい普段着、持ち物は手ぶらでOK!
- 受付で「初めて」と伝えれば、スタッフが丁寧に教えてくれるので安心
- まずは「7番アイアン」でボールに当てる感覚を楽しもう
この記事を参考に、ぜひゴルフ練習場へ足を運んで、ドライバーショットの爽快感を味わってみてください。
そして、もし「もっと安定して当てたい!」「もっと遠くに飛ばしたい!」という気持ちが芽生えたら、それは上達のサインです。その時は、プロに基礎から教わるゴルフスクールの体験レッスンを検討してみるのが、上達への一番の近道ですよ。